
先日開催されたオンラインセミナー「アフターコロナに求められる教員像」では、石川一郎先生をお招きし、教員採用の考え方や、これからの時代に必要な教員像について議論しました。
不易流行とは
不易流行とは、「不易」と「流行」を組み合わせた言葉です。
・不易: 時代が変わっても変わらない本質的なもの
・流行: 時代とともに変化していく新しいもの
教育現場では、不易として「教育の理念や目標」、流行として「社会の変化や子どもたちのニーズ」を捉え、バランスの取れた教育が求められます。
変化する社会と教育
新型コロナウイルス感染症の影響により、教育現場ではオンライン授業の導入など、大きな変化がありました。
しかし、「学びを止めない」という教員の熱意は変わらず、さまざまな工夫を凝らして教育活動が行われています。
また、AI技術の発展やグローバル化など、社会は常に変化しており、子どもたちに求められる力も変化しています。
これからの教員に求められる力
これからの教員には、「変化に対応する力」、「多様な子どもたちに対応する力」、「ICTを活用する力」などが求められます。
・変化に対応する力: 社会の変化や子どもたちの変化を敏感に捉え、柔軟に対応する力
・多様な子どもたちに対応する力: 一人ひとりの個性を尊重し、それぞれのニーズに合った教育を提供する力
・ICTを活用する力: オンライン授業や教材作成など、ICTを効果的に活用する力
探求型学習の重要性
これからの教育では、「探求型学習」が重要になります。
探求型学習とは、子どもたちが自ら課題を見つけ、情報を収集し、考え、解決策を見つけ出す学習方法です。
探求型学習を通して、子どもたちは「問題解決能力」、「論理的思考力」、「表現力」などを身につけられます。
教員採用における「不易流行」
教員採用でも、「不易流行」の考え方が重要です。
・不易: 学校の教育理念や求める教員像
・流行: 時代の変化や教育現場のニーズ
学校は、自校の教育理念に共感し、共に学校を盛り上げてくれる人材を求めています。
また、時代の変化や教育現場のニーズに対応できる教員も必要です。
まとめ
今回のセミナーでは、アフターコロナに求められる教員像について、さまざまな角度から議論しました。
これからの教員には、「変化に対応する力」、「多様な子どもたちに対応する力」、「ICTを活用する力」などが求められます。
また、「探求型学習」を通して、子どもたちの「問題解決能力」、「論理的思考力」、「表現力」などを育むことが重要です。
私立教員を目指す皆さんは、今回のセミナーの内容を参考に、自己PRや志望動機を練り上げ、今後の就活に臨んでください。