2024年4月採用の求人が出始めるこの時期に、私立学校の就職活動で何をすべきかについて解説します。就活を始めるにあたって、まず行動に移すことが大切です。
1. 4月~6月(春)にしてほしいこと:行動に移すことが大切!
春の時期(4月~6月)にぜひ行っていただきたいことは、以下の通りです。
(ア) スケジュールを確認する
- (学生の方) 教育実習や教員採用試験の日程など、すでに決まっている日程を確認しましょう。
- (既卒の方) 仕事などの忙しさを確認し、いつ頃就職活動に時間を割けるか、目安を決めておきましょう。働きながらの就職活動は時間も労力も必要になるため、自分のペースに合った就職活動が必要です。
- (既卒の方、特に民間企業にお勤めの方) 春先の求人も入職(採用)は翌年4月(2024年4月)であることに注意しましょう。10月入職などの求人ではありません。
(イ) 求人をチェックする(共通)
- 具体的な求人を見ることで、就職活動へのモチベーションを高められます。
- 学校のことを「応募できるかどうか」という視点で調べるようになります。
- 求人を見つけるためのツール(教員公募サイトなど)を確認しておきましょう。
(ウ) 教員採用説明会に参加してみる(共通)
- 学校の様子や待遇などを知れます。
- 参加する学校は、自分の第一希望のタイプの学校でなくても構いません。さまざまな学校の説明会に参加することで、視野が広がります。
- 既卒の方も積極的に参加しましょう。
(エ) できれば応募してみる(学生の方)
- 実際に応募してみることで、志望動機や自己PRなど、何を考えたら良いのかが明確になります。
(オ) エージェントを利用する(登録する)(共通)
- 求人情報を得られます。
- 選考対策を受けられます。
- (既卒の方) 就職活動(転職活動)をしようか悩んでいる場合は、現状の整理をすることもできます。
- 特に忙しい時期ほど、エージェントの利用をおすすめします。
2. まとめ
- まずは動くことが大切です。動かない状態は不安につながります。
- この時期は民間の就職活動も活発になるため、周りがどんどん就職活動を進めているように見えて焦ってしまうかもしれませんが、できることを一つずつやっていきましょう。
- 4月中に少なくとも1校、学校に何らかのアクション(説明会参加、求人応募など)を起こしてみましょう。
- どうすれば良いか悩んでいる方は、周りの人に相談してみることも行動の一つです。教員人材センターも皆さまをサポートいたします。
皆さまの私立教員就職活動のお役に立てれば幸いです。