【私学教員求人】選考フローでみる失敗しない学校の選び方【教員採用】

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2024.08.27

夏から秋にかけては、私立学校の専任教諭の求人が活発になる時期です。今回は、選考の様子から「こんなはずではなかった」という後悔をしないために、学校選びのポイントをお伝えします。

1. 「こんなはずではなかった」学校の特徴

「こんなはずではなかった」と感じる学校は、総じて早期退職者が多い傾向にあります。そのような学校が採用選考でやってしまいがちなのは、以下の3点です。

  1. いきなり最終選考
  2. 現場の様子を伝えない
  3. 待遇に関する話が遅い

2. 要注意な選考フロー

(1) いきなり最終選考

私立学校の選考フローは学校ごとに異なり、5次選考まである学校もあれば、書類選考の後に最終選考となるケースもあります。「いきなり最終選考」の場合、応募者と学校は限られた機会と情報で「入職するか」「採用するか」を判断することになります。

「いきなり最終選考」では、校長先生と他の管理職が同席することが多いです。学校の現状や今後の方針を考えている先生方なので、現場の様子や将来の見通しなどを詳しく話してくれることが多いでしょう。そのような学校であれば、「こんなはずでは」という事態はあまり起こらないかもしれません。

しかし、面接が「なぜかあっさり終わった」という場合は要注意です。情報交換が十分に行われていない可能性があります。

(2) 現場の様子を伝えない

「いきなり最終選考」とも関連しますが、「現場の説明がない」学校は要注意です。採用する学校側も、「採用した方が職場になじんで活躍してほしい」と思っているはずです。そのため、職場に関する話は自然と出てくるものです。

応募者は限られた情報しか知らないため、学校側は応募者のイメージと実際の様子のギャップを埋める必要があります。生徒の様子や授業の様子、その他学校ならではの取り組みを説明してくれることが多いでしょう。さらに、現場の先生がどのような様子で働いているか、苦労する面などについても話してくれると、応募者も学校のリアルな様子をイメージしやすくなります。

選考の中で教科の先生などが参加する機会がある方が良いでしょう。教科面接・模擬授業などで教科の先生が採用に関わることが多いですが、教科の先生は応募者と一緒に働くことになる人々です。どんな人が職場にいるのかを知れて、現場の様子を直接聞くこともできます。

(3) 待遇に関する話が遅い

待遇に関する話が全くなく選考が進むケースも残念ながらあります。求人票などに待遇の目安などが記載されていれば良いのですが、そうではない場合もあります。

選考が進んでいる場合、第一志望ではないにしても、応募者は少なからずその学校に興味を持っているはずです。そのような学校で内定後に待遇の話があった場合、その待遇が自分のイメージ以上に悪かったら、辞退せざるを得ません。その場合は応募者も学校も、それまでの時間がほぼ無駄になってしまいます。

3. 失敗しにくい学校の特徴

上記とは逆に、以下の特徴を持つ学校は失敗しにくいと言えるでしょう。

  • 学校のことを知ってもらおうとしている: 説明会などを開催し、選考の場で改めて学校の説明をする場合があります。中には他の教員を紹介してくれる学校もあります。選考に他の先生も参加する学校は、より安心できるかもしれません。
  • 包み隠さず伝えてくれる: 待遇面なども含め、「もっと早く知っていれば」と思うことがないよう、入職する際に必要な情報を包み隠さず伝えてくれる学校は、信頼できると言えるでしょう。

4. まとめ

今回は、失敗しない学校の選び方として、選考中の学校の対応から見るポイントをお伝えしました。

選考では「見られている」と思って緊張してしまいがちです。また、選考通過時はうれしさのあまり、選考時に感じた違和感を後回しにしてしまうこともあります。

もし違和感があったら、落ち着いた時にでも構わないので、それが何だったのかを整理してみましょう。それは今後の学校選びに必ず役立ちます。選考は学校と応募者、双方にとっての相互理解の場です。遠慮せずに質問や確認を行い、後悔のない選択をしてください。

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