非常勤講師の働き方とは?常勤講師との違いについても解説

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監修者

田坂圭吾

教員人材センター キャリアコンサルタント

教員の働き方
びす太(KJC-01)
・非常勤講師の働き方とは?
・常勤講師との違いとは?

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近年、非常勤講師が増えています。その一方で正規の教員が減少傾向にありますが、非常勤講師が存在することで万が一病気をしたときや出産のときでも安心して休暇を取ることができます。


非常勤講師は授業に関する仕事は常勤講師と変わりませんが、授業以外の雑務を任せられることも少なく、長時間勤務ではないことが多いため、働きやすい職種です。


そんな非常勤講師について、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

👨非常勤講師の働き方を知ろう

長時間勤務ではなく雑務も少ない、そんな非常勤講師の働き方について、業務内容や必要な能力、平均年収などについて紹介します。

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非常勤講師の業務内容

非常勤講師の主な業務内容は、当然ですが学校で授業を行うことです。学校によっては正規の教員とほぼ同じような仕事を任されることもあり、テスト作成や採点を行うこともあるでしょう。ただあくまで非常勤講師ですから、やはり正規の教員とは違う部分もあります。


非常勤講師は非正規の教員です。そのため、テスト作成や採点はあっても担任を持つことも部活動に参加する必要もありません。また受け持っている授業のときだけ勤務したらよいので、時間も有意義に使うことができます。


ちなみに、非常勤講師以外に「常勤講師」が存在します。常勤講師は非常勤講師とはまた異なり、どちらかというと正規の教員と同じ業務を行います。そのため担任を持つこともあるでしょう。


非常勤講師に必要な能力

非常勤講師は担当する教科(科目)の知識と指導力が必要です。生徒にとっては常勤講師も非常勤講師も教員であることは変わりないため、非常勤講師として働く場合でも、教員としての知識と指導力などの能力が求められます。教員としての能力がないと、非常勤講師として働くことは難しいでしょう。


そして、もうひとつ大事なことは、コミュニケーション能力の有無です。生徒の特性や勉強の進み具合など、きちんと把握し担任などに伝えなければいけません。信頼を得るためには、コミュニケーション能力の高さが必要不可欠です。非常勤講師とはいえ、教員である自覚はきちんと持って対応していくことが大切でしょう。将来正規の教員として勤務したいと考えているのであれば、なおさら能力をしっかり身につけておく必要があります。


平均年収や昇給について

非常勤講師は、正規の教員や常勤講師に比べると年収や昇給は大きく下がります。正確な平均年収の情報はありませんが、およそ300万円前後といわれています。年収は、どこの学校で働いているかによっても変動するため、たとえば私立や専門学校になると高くなる可能性もあります。高校と大学でも変わってきますし、担当する科目によっても異なるでしょう。


日本の平均年収が400万円強なので、それを考えると非常勤講師は低いということになります。しかし、将来的に正規の教員として働く場合、非常勤講師はステップアップの準備段階としてとても有効です。働いて損することはないでしょう。


昇給についてですが、学校によって異なります。昇給制度を取り入れているところであれば非常勤講師でも昇給できますが、一般的に昇給がないところがほとんどと考えておいてください。ボーナスに関しても、学校によって異なります。


📙常勤講師との違い

常勤講師との違いは、担当科目の面で言えば実はそれほど大きくありません。専任・常勤・非常勤に関わらず、可能な限り特定の科目の指導ができるように配慮されますが、必ずしもそうであるわけではありません。
非常勤講師は担当科目だけ教えていればいいと思いがちですが、他の科目も担当することがあります。


非常勤講師と常勤講師の違いと言えば、勤務時間でしょう。
勤務時間は、常勤講師は正規の教員と同じです。部活動を受け持っていれば顧問として放課後も生徒を見ることになりますし、学校行事にも参加しなければいけません。その代わり給料は正規の教員と同じように固定給。経歴が加味されることもあるので、非常勤講師よりも安定した給料を受け取ることができます。


📌非常勤講師のメリット・デメリット

一見すると働きやすそうな非常勤講師ですが、メリットもあればデメリットもあります。非常勤講師として働きたいと考えている方は、メリット・デメリットどちらも十分理解しておきましょう。


メリットについて

正規とは違い時間に拘束されないので、時間を有意義に使うことができます。将来正規の教員を目指して勉強している方、夢がある方にも非常勤講師はメリットになるでしょう。また、いろんな学校の講師として授業をかけ持ちできるのも、非常勤講師のよいところです。得意科目のみスキルアップしたい場合なども役立ちます。
このように、非常勤講師は時間を有意義に使いたい方、1つの科目に専念したい方、スキルアップやキャリアアップしたい方にとって大きなメリットになる職種です。


デメリットについて

一方でデメリットは、契約期間が決まっていること、国民健康保険への加入、収入が少ない点などが挙げられます。


非常勤講師は多くの場合、1年契約の更新制です。そのため、契約更新したいと考えていても、学校側から断られてしまった場合に契約終了となることもあります。契約が終了となるたびに新しい勤務先を探さなければならないので、負担が大きくデメリットとして考えられるでしょう。


しかし同じ職場で働き続けたいと考える方は、学校によっては無期雇用の非常勤講師を採用しているところもあるので、探してみるのがおすすめです。
契約期間が決まっていることはデメリットして捉えられることも多いですが、他にやりたいことがある方などにとってはメリットとして捉えることもできます。


平均収入に関しては先ほども紹介しましたが、正規の教員や常勤講師に比べるとどうしても低くなってしまいます。一般的に非常勤講師は「1コマあたりの単価」で支払われるため、単価が高い学校であればある程度の収入になりますが、そのあたりは学校によって差があるため、非常勤講師として働く場合は各学校の単価も調べておくとよいでしょう。


ただ、非常勤講師として働いている方は他の仕事や他校とかけ持ちしている方がほとんどなので、収入が少ないといってもWワークをすれば十分な給料になります。そう考えると、時間も自由に使えるのでストレスは受けにくいかもしれません。


🏫キャリアアップにもつながる。非常勤講師として働く選択

正規の教員も常勤講師もそれぞれ魅力がありますが、非常勤講師として働く魅力はやはり「自由に働ける」ことでしょう。もちろん教員としてのスキルアップもできるので、将来のキャリアアップに役立つのも非常勤講師の魅力になります。


非常勤講師だけで生計を立てるとなると大変ですが、ほとんどの方が副業として働いているので、勉強している方や他校とかけ持ちしている方やWワークの方、また育児と両立したい方などにはとても働きやすい職種です。


また、1つの科目のスキルもグンとアップしますから、将来的に正規の教員として働きたい方にもピッタリでしょう。 非常勤講師は、キャリアアップを目指す方にとってはとてもやりがいを感じられる働き方です。

びす太(KJC-01)

教員人材センター編集部

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