
今回は、人気の進学校[東京都市大学付属中学校・高等学校]、通称「トシコー」から、2人の先生をお招きして、学校現場のリアルや教員のお仕事についてお話を伺いました。
1. トシコーの生徒さんの雰囲気や保護者の期待
生徒の雰囲気: 元気で明るい生徒が多く、穏やかで落ち着いた雰囲気も持ち合わせています。趣味を互いに尊重し合う雰囲気があり、伝統的なおおらかさを持つ男子校という印象です。
保護者の期待: 学習面でのサポートを強く期待しています。学習だけでなく、学校生活で体験できるさまざまなプログラムの充実にも期待しています。保護者も生徒も部活や研修、友人関係など、6年間で特別な経験を積んで卒業してほしい(したい)という想いを持っているようです。
2. 男子校だからこそ気をつけていること
生徒への負荷: 男子校では、異性からのストレスがない分、のんびり過ごしてしまう可能性があります。すると、精神的な発達に時間がかかる場合があるため、意識的に生徒にさまざまな負荷を与える必要があると思っています。
3. 男子校と女子校の違い
発達段階: 女子の方が発達が早く、高校1年生に対する接し方と女子校の中学3年生に対する接し方が同じぐらいの感覚があります。一方、男子は、何か1つスイッチが入るとガラッと変わります。
4. 教員志望者へのメッセージ
教員の仕事: 生徒と向き合うことを通して、社会をより良くすることに貢献できる仕事です。どのような社会を構築していきたいのかという使命感を持って仕事に向かってほしいです。
教員という職業: つらいことや大変なことも多いが、他の仕事でも同じ。違和感があれば他の仕事に変えてもいいが、しっくり来ているなら続けてほしいです。今の先生になりたいという気持ちを変えずに、教職にトライしてください。
5. まとめ
今回は、男子校である東京都市大学付属中学校・高等学校の先生方から、学校現場のリアルな声をお届けしました。男子校ならではの生徒の雰囲気や、教員として気をつけていること、女子校との違いなど、興味深いお話がたくさんありました。教員を目指している方は、ぜひ今回の記事を参考に、ご自身のキャリアプランを考えてみてください。