履歴書・模擬授業・面接のポイント
履歴書のポイント
就職活動において、学校との最初のコンタクトポイントは「履歴書」です。あなたのことをしっかりと伝えられるように、正しい履歴書の書き方をご紹介します。
履歴書ダウンロード
弊社の登録でも利用している履歴書と同様のものが、PDFファイルにてダウンロードができます。
A4サイズで作成されているため、そのほかの用紙をお使いの方は、用紙の設定変更が必要です。
弊社に登録いただく際の履歴書にぜひご活用ください。
学歴
- 受験をして入学したならば小学校から記載した方がいいでしょう。一般的な公立小学校、中学校を経てきたならば、高校入学時からで構いません。
- 応募職種で生かせる専攻、研究テーマは、詳細に記載しましょう。学校名は、略さず正式名称で記載し、「高校」ではなく「高等学校」と書きます。
職歴
- 時系列に記載し、学校名・会社名は略さず正式名称で記載しましょう。
- 非常勤講師歴、アルバイトを含む塾での指導歴、これらは指導経験とみなされますので、必ず記載しましょう。
- 学校での勤務経験がある場合は必ず勤務形態(専任・常勤・非常勤)も記入して下さい。
- なお、退職時の理由は契約終了の場合「任期満了により退職」、 自己都合の場合は「一身上の都合により退職」と明記してください。
免許・資格
- 免許・資格の正式名称を記載します。
- 専門性の高い知識、経験、スキル等が求められる資格は積極的に書きましょう。例えば英語の場合は英検、TOEIC、TOEFL、情報の場合はアドミニストレーター、養護の場合は看護師等です。
- 英語科教員を志望の場合、英検は2級でもマイナス評価となりますので記載しない方がいいでしょう。
- 英語の資格についてこちらをご参考下さい。
自己PR
- 「自己PR」は「自己紹介」とは違います。応募する学校の特徴を踏まえて、自分の活かせる能力・経験を記載します。自己分析をしっかりとしましょう。
- 具体的なエピソードを用いて、自分の教員としての長所・強みを伝えましょう。
模擬授業のポイント
模擬授業は採用担当者の前で実際に授業をする選考です。学校は、応募者の授業が生徒に合うかどうか、生徒の前で堂々と授業ができるか等を見ます。また、応募者の指導経験の有無で学校の視点も変わってきます。
一般的な模擬授業の流れ
面接と違い、採用担当者と応募者が1:1になる場合はほとんどありません。教科の担当者が数名と教頭(校長)が同席する場合がほとんどです。また学校によっては、他の教科の先生も同席する場合や、実際の生徒の前で行う場合もあります。
1. 事前に授業内容が提示される場合
模擬授業予定日の1週間~2週間前に模擬授業で扱う内容(想定学年、教材の写し)などが提示される形式です。教材は教科書の抜粋が多いです。事前に準備できる時間があるため、どれだけ教材研究をし、対象の生徒に合った授業をできるかどうかが問われます。
2. 当日に授業内容が提示される場合
模擬授業当日に、授業内容が提示される形式です。内容は「~を解説して下さい」など、特定の分野を扱うことが多いです。生徒が間違えやすい部分が課題になることも多く、普段の科目の力がそのまま問われます。
面接のポイント
面接は学校の先生と直接話ができる場で、いわばお見合いの場といえます。学校は、生徒と合う方かどうか、一緒に働いていける方かどうかを見るために、面接を行います。皆さんにとっても学校の先生と話ができるいい機会ですので、過度に緊張せずに臨みましょう。
面接の形式❶〈1:1〉
採用担当者と応募者が1対1で面接をする形式です。担当者は教頭または校長の場合が多いです。面接が複数回行われる場合は、最初は教務主任、次が教頭(校長)など会う方が異なる場合が多いです。
面接の形式❷〈複数:1〉
応募者1名に対して、採用担当者が複数名同席する形式です。同席する人数は3名から5名程度が一般的です。採用担当者は、校長・教頭・教務主任(教科の担当者)である場合が多く、それぞれが「志望動機に関する質問」「教科に関する質問」など役割分担をして応募者に質問することになります。
■こんなことしていませんか?実際にあったNG例
- 応募書類に不備がある。
- 他の学校への応募書類が入っていた。
- 「御中」「様」の使い方が間違っている。
- 学校からかかってきた電話に友人と話す場合と同じ口調で答える。
- 名乗らずに問い合わせをする。